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執筆者の写真RYOTARO SHIMA

BlockchainはRealか

更新日:2019年7月30日

シリコンバレーでブロックチェーンが跋扈している。怪しいと思って避けているだけでは本質はわからない。

今日は自称Blockchainのグルという人の話を聞いた。そういえば先日参加したBlockchainのカンファレンスでは、Bitcoin Godと名乗っている人が登壇していた。


さて、Blockchain Guruだが、その人自身は特にエンジニアではない。ただし、ブロックチェーンの最新技術やトレンドには非常に明るく、この技術の中心的なメンバーとの親交が深い。さらに自分自身でもMeet-up(勉強会・ネットワーキングイベント)を開催しているらしい。


シリコンバレーでは毎日のようにこういったMeet-upが開催されている。こういう人たちはBlockchainに関するコンサルティング業務で生計を立てていることが多い。ただし、面白いのは、これまでのコンサルティングフィーの支払いは主にTokenなのだ。


いろんな種類のTokenが世の中に出てきているが昨年の12月以降、価値が大きく下がっているのと、SECが出てきていろいろ規制が入ってくることが予想され、以前ような柔軟性やアップサイドが取れにくくなってきている。


シリコンバレーは新技術が出てくれば、皆がすごいスピードで飛びつき、大量のリスクマネーがそこに入って、花火の導火線のようにイノベーションが生まれていく。ただし、そこから本当の「事業」としてお金を稼げるようになるビジネスモデルはほんの一部だ。


イノベーションの発火点の中心にいることで、業界全体がどっちに向いているのか、誰が議論をリードしているのかを知ることができる。また、熱狂から最終的にイノベーションが生まれることもまた事実だ。今回の熱狂が、果たして大いなる詐欺なのか、前代未聞のイノベーションなのか、歴史が証明してくれるだろう。


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