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執筆者の写真RYOTARO SHIMA

ネットフリックスを迎え撃つディズニー・プラスの戦略




Netflixを迎え撃つ、メディア業界の巨人、ディズニーの新しい動画配信サービス「Disney+」(ディズニー・プラス)は2019年11月から米国でサービス開始する予定になっていますが、このたび、どのプラットフォームで視聴できるのか、が発表されました。


報道によると、ディズニー・プラスはiOSとAndroid, Apple TV、Android TV, Google Chromecast, , PlayStation 4, Roku 及びXbox Oneといった主要なプラットフォームはほぼカバーされています。アマゾンのFire TVやサムソンTVが入っていないのが意外でアメリカでも話題になっていますが、もしかすると、後から追加されるのかもしれません。


ディズニーは、NetflixやAmazonプライムなどに対抗するために、人気のあるマーベル、スターウォーズ、ピクサー、ディズニーのコンテンツを視聴できるようにするようです。新コンテンツの中には、スターウォーズファンには待ち遠しい、スターウォーズの実写テレビシリーズ「The Mandalorin」も入っています。


また今月の投資家説明会で、CEOのBob Iger氏が、ディズニー・プラス及び全米のスポーツ番組が充実するEPSNプラス、そしてHULU(いずれもディズニーが買収)のバンドルが、月額12.99ドルと発表していますが、それはまさしくNetflixの標準サービスと全く同額で、まさにディズニーがガチンコで勝負をかけにいくという意思の表れに取れます。


ディズニー・プラスは最初米国、カナダ、オランダでローンチされ、その翌週にオーストラリアとニュージーランドが続くなど、最初は英語圏からスタートしますが、ディズニーによれば2年以内にすべての主要国でサービス展開するとのことなので、日本に来るのも時間の問題ですね。


消費者としては選択肢が増えるのはよいですが、Netflixから乗り換えるのか、両方サブスクするのか、悩みも増えますね。


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