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全固体電池のパイロット生産、秒読み段階に

  • 執筆者の写真: RYOTARO SHIMA
    RYOTARO SHIMA
  • 2021年9月21日
  • 読了時間: 1分

シリコンバレーで次世代バッテリーの本命とされる全固体電池を開発するSakuu Corporationの新しいオフィスを訪問してきました(写真は創業CEOのRobertと弊社代表の島)。


Sakuuは30個の薄い電池セルをスタックし、金属リチウムと、独自開発したセラミックのセパレーターを使った3アンペアの全固体電池の開発に成功しています。


今後は量産化に向けて、Honeywel系の産業設備製造会社(Relevant IndustrialとHoneywell Process Solutions)と契約済みでして、まずは2021年中にオフィスのあるサンノゼの敷地に年間2.5MWhの全固体電池の生産が可能なパイロット製造ラインを完成させる予定です。


全固体電池は世界中で研究が進められていますが、実用化・量産化にはまだまだ大きなハードルがあるといわれています。Sakuuとしては2022年の量産化に向けて、まずはパイロットラインを使ってしっかり生産できる技術力を世界に証明していくつもりです。




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