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執筆者の写真RYOTARO SHIMA

自前のOTTプラットフォームを持つべき理由

更新日:2021年4月19日

オンラインプラットフォームが活況を呈している。



Facebook, Instagramはもちろん、Youtube、Netflix, Amazon Primeなど主にシリコンバレーを中心とする米国プラットフォームが、中国以外の全世界で数十億人のユーザーの視聴時間を占拠しているのだ。


しかし、根強いファンをもつ強力なコンテンツは必ずしも、大手プラットフォームに集客を頼る必要がない。Disney+がいい例だろう。また、全米に多くの熱狂的ファンがいるMLB(メジャーリーグ)も同様にMLV TVという自社の動画配信プラットフォームをもつ。


これは、OTT(Over the Top)と呼ばれ、動画・音声などのコンテンツ・サービスを提供する事業者、もしくはそれらコンテンツ・サービスそのもののことを指す。Netflixを思い浮かべるとわかりやすいだろう。


当然、Netflixは、圧倒的なユーザー数を誇るし、コンテンツ製作費を提供することもあるので、コンテンツ制作者からすれば魅力的な選択肢に見える。Youtubeも無料動画のデファクトスタンダードになっている。Youtubeであれば、誰でも動画を投稿できる点も魅力だ。しかし、このプラットフォームでお金を稼ごうとすると当然、高いプラットフォーム手数料を払う必要がある。また、取れるユーザーデータも限定的だし、大量の動画の中、検索で上位にくるために涙ぐましい努力をする必要があるのだ。


しかし、ふと立ち止まって考えてみると、根強いファンベースをもっているコンテンツホルダーが、わざわざ高い場所代を払ってプラットフォームを利用してビジネスをする必要性があるだろうか。マスリーチ、集客に使うのは効率的かもしれない。ただ、本当のユーザー体験を提供し、コアファンのマネタイズを考えているなら、自社OTTプラットフォームの構築を検討したほうがよいのではないだろうか。

DisneyやMLVなどの超大型コンテンツでなくても、自前のOTTプラットフォームをもつ時代がこれからやってくるだろう。


もし、自社でOTTプラットフォーム構築を考えているコンテンツホルダーがいれば、ぜひinfo@g-t-partners.comまで直接コンタクトして欲しい。グローバルで実績のある導入ソリューションを紹介できるので。



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